【概要と見所】
概要
公式サイトより
本展は、江戸時代の町人身分の共同体であった町が、明治以降の近代化の過程でどのように変化したのかを、土地台帳である水帳や町人間の土地売買に関する書類といった、もともとは町で作成され、町に保管されていた資料などで確認しながら、明らかにしていきます。
ここでいう町はちょうと読みます。共同体としての町とは何だったかのか、近代化につれてその町はどうなっていったのか、大阪の歴史に焦点が当たってはいますが全国に通じる面白いテーマだと思います。
見所
町で起きた3つの変化
水帳における土地所有者名義の切り替え作業(帳切ちょうぎり)が終了すること。
町が作成した水帳が区役所に「移管」され、公文書となったこと。
町に町会という議会が導入されたこと。
この3つの変化に注目して展覧会が構成されているとのことです。共同体とは何か、そんなことを考えるきっかけになりそうですね。
大阪市中地区町名改正絵図
公式サイトにこれが展示されると載っていたのですが、とても興味深いです…!古地図が好きな人もたまらないのでは!?
【公式SNS】
【特別企画展「大阪の近代化と町 ―水帳から公文書へ―」】本日、記者内覧会を開催しました。大阪の町(ちょう)が明治以降の近代化によって受けた変化を、町運営のあり方や土地所有の実態などから明らかにします。
— 大阪歴史博物館 (@naniwarekihaku) 2021年1月26日
明日 1/27(水)より3/1(月)まで。https://t.co/EjRvrnv3za#近代 #共同体 #都市 pic.twitter.com/anCFyXRg79
土地所有の実態が気になります…!
【特別企画展 大阪の近代化と町】「大阪市中地区町名改正絵図」。明治時代大阪の町名を示す絵図。行政単位の大区と小区を色分けしています。街路に塗られた薄い色で大区を、濃い緑赤黄色等で小区を示しています。この新町域単位に寄合を開き、新しい結びつきを形成していきました。 #共同体 #都市 pic.twitter.com/f54NUpmZ0V
— 大阪歴史博物館 (@naniwarekihaku) 2021年1月27日
パズルゲームみたいな色ですね。
【場所と会期】
2021/1/27〜2021/3/21
大阪歴史博物館 大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32
【公式サイト】
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