【概要と見所】
概要
公式サイトより
近代日本写真史における前衛写真は、海外から伝わってきたシュルレアリスムや抽象美術の影響を受け、1930年代から1940年代までの間に全国各地のアマチュア団体を中心に勃興した写真の潮流です。活発に作品が発表された時期が大変短かかったことから、今まで活動内容についての検証があまりなされていませんでした。しかし近年、各地の美術館により研究が進み、海外の展覧会でも作品が注目される機会も増えています。
時代の波にあらがうことができずに、戦争の陰に隠れてしまっていた作品を見ていただくことで、自由に表現できる大切さと、写真で表現できることの幅広さを実感していただけることでしょう。
前衛アートや前衛芸術という言葉はよく聞きますが、前衛写真はあまり聞かないような気がします。前衛的な写真…気になります。
見所
海外から日本へ
海外で活動する作家の作品が雑誌や写真集を通して日本に伝わり日本でも広がりを見せた。展覧会の初めに、まずはその頃の海外作家の作品を紹介してくれるということで、わかりやすい導入ありがたいです。
各地への広がり
日本の前衛写真は大阪から広がっていったそうで、展覧会の第2章から第5章までは、大阪、名古屋、福岡、東京と地域ごとに分けた展示構成となっています。地域ごとに見せるというのはありそうであまりない構成だと思います。面白いですね~。
【公式SNS】
【アヴァンガルド勃興】
— 東京都写真美術館 (@topmuseum) 2022年5月18日
5/20(金)-8/21(日)
戦前の写真の潮流や、1950年代半ばのシュルレアリスム表現との関係にも触れながら、日本の前衛写真の本質に迫ります。表現の自由と不自由の間で翻弄されながらも、まだ見ぬ写真表現を探求する作家たちの活動にご注目ください。https://t.co/4zLvc5a79M pic.twitter.com/PAuQWj4seP
まだ見ぬ表現…!
【場所と会期】
2022/5/20〜2022/8/21
東京都写真美術館 東京都目黒区三田1-13-3
【公式サイト】
~ランキング参加中♪良かったら押してみてください~