【概要と見所】
概要
公式サイトより
世界に先駆けて産業革命を成し遂げたイギリスでは、中産階級の台頭をみた18世紀末から19世紀にかけて読書の需要が高まり、大量の書物の出版が促されるなか、伝統的な本作りの変化が余儀なくされました。そこに起こったのが、印刷の黎明期である15世紀や、さらに中世の写本にまで遡って本作りを研究し、あらためて読みやすく美しい本を作ろうとするプライヴェート・プレス運動です。
本展では、美しい本作りの伝統をつないだ19世紀イギリスの挿絵本を中心に紹介する第1部と、プライヴェート・プレスの出版物に焦点を当てる第2部により、理想の書物を求めた運動を跡づけることを試みます。
本の中身の話ではなく、この展覧会で取り上げるのは本の外側の話です。そこに置いてあるだけで芸術作品のような…そんな書物に出会えるかもしれません。
見所
理想の書物を求めて
読書の需要が高まっていた時代、イギリスでは装丁や挿絵にこだわった書物が人気を博していたそうです。理想の本とはどのようなものか…芸術論の話になってくる気もしますが考えるだけでワクワクしますね!約100点の書物が展示されるということで、見ごたえもありそうです。
【場所と会期】
2022/9/17〜2022/11/13
群馬県立近代美術館 群馬県高崎市綿貫町992-1
【公式サイト】
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