【概要と見所】
概要
公式サイトより
男性か女性か—人間を2つの性別によって区分する考え方は、私たちの中に深く根付いています。しかしながら、人々はこの性の境界を、身にまとう衣服によって越える試みをしばしば行って きました。社会的・文化的な性別を区分するための記号である衣服をもって、生物学的に与えられた性とは異なる性となるのです。
本展では、絵画、衣裳、写真、映像、漫画など様々な作品を通して各時代の異性装の様相を通覧し、性の越境を可能とする「装いの力」について考察します。
興味深いテーマですね。身に着ける衣服に意味を見出す…そこに性別の境界はあるのか…。
見所
異性装の日本史
ヤマトタケルをはじめとする神話や歴史上の人物から、脳や歌舞伎といった文化における異性装、そして現代。異性装の歴史を紐解く展覧会は珍しい気がします。思いのほか身近なのかも…と個人的には思っています。
多様な性を考える
近年ますます性の多様性について語られる機会が増えていると感じますが、当事者とそうでない人との線引きはまだあるように思います。このような企画展、非常に興味深いですしどんどんやってほしいです。女装メイクアップ講座のワークショップもあるそうです。
【公式SNS】
満を持して、「装いの力―異性装の日本史」展が9月3日から開幕します!
— 渋谷区立松濤美術館【公式】 (@shoto_museum) 2022年8月31日
人は長い歴史の中で、身にまとう衣服によって性の境界を越える試みを行ってきました。本展ではこれを「装いの力」と呼び、各時代に現れたその「力」のありさまをご覧いただきます。
どうか、どうか、お楽しみに! pic.twitter.com/scAMc5xgIG
性の境界を装いによって変える…!
【場所と会期】
2022/9/3〜2022/10/30
渋谷区立松濤美術館 東京都渋谷区松濤2丁目14−14
【公式サイト】
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