【概要と見所】
概要
公式サイトより
19世紀後半のマネや印象派をはじめ、前衛的な動向の相次ぐ出現に彩られるモダン・アート。その背景には、美術に関わるヒトやモノ、情報の移動や流通が、国家や大陸を越えて活発になされる、いわば美術をめぐる国際化の進展をうかがうことができます。それまでになく多様な影響関係の中に身を置くようになった近代以降の芸術家たちは、自らの芸術の理想とオリジナリティをどのように追求していったのでしょうか。
本展は、「越境」と「変化」を着眼点に、19世紀半ばから第二次大戦後までのヨーロッパ、日本、アメリカの美術を展望します。異質な存在との接触や対話を契機に自らの芸術を刷新していった芸術家として、4人の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール、藤島武二、パウル・クレー、ザオ・ウーキーを特に取り上げ、新収蔵作品2点を含む、約80点の作品と資料により、その創作の態度に光を当てるものです。
この展覧会のように、言葉や概念がテーマとなっているものは、「美術館そのもの」や「一人の作家」をテーマとする展覧会にはない魅力があると思います。
見所
「越境」と創作
国や大陸を越えた作家や作品は、美術の世界にどのような影響をもたらしたのでしょうか。公式サイトには「地政学的な視点から近現代美術を再考する」とも書かれていて非常に気になります。
4つのエピソード
展覧会は4つの軸で展開していく構成になっているそうです。時期も地域も異なる作家たちの作品をどのようにまとめているのか、こちらも気になりますね。
【公式SNS】
💫本日より開催の「#Transformation 越境から生まれるアート」展にて初公開となる2点の作品をご紹介✨
— artizonmuseumjp (@artizonmuseumJP) 2022年4月29日
《街の窓》が制作された1912年は、 #クレー がかねてより強い関心を寄せていた #ドローネー をパリに訪問した年です。
両者の関係とその影響の行方を映し出すこの2点、どうぞお見逃しなく❗ pic.twitter.com/a7G6ZXzIXW
パズルのようで好きです。
【気になるグッズ】
※2022.5.15現在の公式サイトより
ピンバッチ(ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》)
このピンバッチ良いですね!!
A5ノート(フランシスピカビア《アニメーション》)
このノートも良いですね!
【場所と会期】
2022/4/29〜2022/7/10
アーティゾン美術館 東京都中央区京橋1-7-2
【公式サイト】
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