【概要と見所】
概要
公式サイトより
今日、人類は数々の地球規模の困難な問題に直面しています。人々を取り巻く環境は激変し、それが一人一人の心のありように大きな影響を及ぼしています。さらに、昨今のコロナ禍によって、世の中の混迷の度合いはより深まっていきました。われわれの生活習慣は大きく変化し、日常生活において多くの行動が制限される中で、新しい経験のあり方が問われるようになりました。
そのような状況の中で、現代美術は、人々に多様な経験の機会を提供する媒体として注目を集めています。本展の7名の作品においても、その経験の質はさまざまです。
本展は、こうした今日の美術と人間の感覚を取り巻く状況を踏まえながら、美術家たちの進行形の状態にある先鋭的な試みに焦点を当てて紹介します。
世の中が混迷していると芸術活動が盛んになる…というような話をどこかで聞いたことがあります。現代美術などはまさにそう…なのかもしれません。
見所
感覚の実験室
サイトでは、展示空間を「感覚の実験室」に見立ててもよいでしょう、と書かれています。感覚の実験室…魅惑的な言葉です。展示空間に自分が入った時に何を感じるか、現代美術の面白さはここにもあるような気がします。
視覚以外
美術とは目で見るもの、という考え方は現代においてはもう古いのかもしれません。視覚以外の感覚で美術を感じる、そういった新たな領域に踏み込む美術、体験してみたいですね。
【公式SNS】
現在当館で開催中の特別展「感覚の領域 今、「経験する」ということ」は、現代美術の多様性をご覧いただけます。
— 国立国際美術館 (@nmaoJP) 2022年2月17日
本展の出品作家は、それぞれが独自の手法や素材を用いて、自身の表現の世界を探求しています。ここでは、まさに現代美術の多様性の一端を垣間見ることができます。#感覚の領域展 pic.twitter.com/l0IjgWg08e
縦に長い空間大好きです。
現在当館で実施中の特別展「感覚の領域 今、「経験する」ということ」は、写真撮影が可能です!(動画は除く)
— 国立国際美術館 (@nmaoJP) 2022年2月20日
コロナ禍で、思うように行動ができない今ですが、私たちと同じ時間を生きている美術家の思いを感じながら、お気に入りの写真を残しませんか?#国立国際美術館 #NMAO #感覚の領域展 pic.twitter.com/R7UAIXWwGJ
写真に残しても帰って見てみるとよくわからない。それもまた現代美術の良さ。
【場所と会期】
2022/2/8〜2022/5/22
国立国際美術館 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
【公式サイト】
https://www.nmao.go.jp/events/event/sense/
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