【概要と見所】
概要
公式サイトより
幕末から明治への転換はわが国にとって実に劇的なものであった。日本が近代国家として世界へはばたくための経済政策を推進するにあたり、さまざまな方面で西洋の技術を導入することになる。国の近代化は「美術」という新しい概念とともに日本の絵画界にも押し寄せた。
それから時を経た現在、「日本画」は日本の「公絵画」としてのスタイルをもつに至ったのだろうか。「日本画」は、「日本の絵画の総称」として用いられる場合が多いが、果たしてそれでよいのだろうか。
本展では、現在日本画家として活動する気鋭の画家たちによる作品を通して、明治・大正・昭和の激動期から平成を経て令和に至る「日本画」が、その歴史上に今も存在するのか、それともピリオドを打ったのか、もしくは「新しい日本画」が誕生したのかということを問いかけたい。
これは展覧会ですが哲学的な問いを含んだ美術史を学ぶ場…とも言える気がします。日本画とは何か。
見所
継承と断絶・模倣と創造
展覧会の副題がこれです。芸術はどんな分野でもこれらの要素が密接に関わっていると思うのですが、日本画においてはどうなのか…。そんなこともこの展覧会でわかるかもしれません。
現代の日本画家
会場には現在進行形で日本画家として活躍する画家の作品が並ぶそうです。彼らの作品を通して見えてくることは何か…日本画とは…。
【公式SNS】
【日本画のゆくえ 開幕!】本日無事に企画展「日本画のゆくえ―継承と断絶・模倣と創造」が開幕しました🙌朝一で来館された方も!ありがとうございます!本日は開会式・ギャラリートークが中止となりましたが、展示室のキャプションや図録には作家さんの言葉があります。あわせてお楽しみください。 pic.twitter.com/8dt94krmjY
— 栃木県立美術館 (@artpref_tochigi) 2022年1月29日
良い空間…!作家の言葉を展示室で読めるのは嬉しいですね。
今回の目玉でもある11人の出品作家による「栃木」のイメージ作品は、展示室の最後を彩っています。「日本画」のイメージ、「栃木」のイメージ、皆さんはそれぞれどんなものを思い浮かべますか?自分の中のイメージと照らし合わせると、展示が広がって見えるかもしれません。 pic.twitter.com/TVCoWoO3BH
— 栃木県立美術館 (@artpref_tochigi) 2022年1月29日
栃木のイメージ作品!?面白そう!私の中ではイチゴです。
【場所と会期】
2022/1/29〜2022/3/21
栃木県立美術館 栃木県宇都宮市桜4-2-7
【公式サイト】
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