【概要と見所】
概要
公式サイトより
浮世絵にはさまざまな気象現象が描き込まれています。晴れわたる空、土砂降りの雨、しんしんと降る雪、雨あがりの虹。刻々と変わる天気を、浮世絵師たちは繊細な色彩の変化によって、あるいは大胆にデフォルメし表現してきました。
本展では、絵の中の天気に注目し、葛飾北斎や歌川広重、小林清親らの手によって生み出された風景画をご紹介いたします。浮世絵師たちの個性あふれる表現を通して、うつろう空模様を愛でる日本人の美意識はもちろん、時には風雨に翻弄されながらも繰り広げられた人々の営みにも触れていただけることでしょう。
私たちの生活と密着な関係がある「天気」に着目しているということで、昔の浮世絵も身近な感覚で鑑賞できるかもしれませんね。
見所
雨、雪、雲、空
様々な天気の鮮やかで繊細な表現方法に触れることができそうです。
描かれた異常気象
浮世絵に描かれた異常気象は当時の様子がわかる貴重な資料でもあります。過去から学ぶきっかけになりかもしれません。
【公式SNS】
江戸っ子は雨が降ると、みんな裸足になるのか、調べてみた。|太田記念美術館 @ukiyoeota #note https://t.co/ZruNUeg81J
— 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) 2021年7月2日
面白い調査ですね!
こちらの女性も、雨が降った際、草履を脱いで裸足で外を歩いています。手が汚れないように、懐紙で草履をくるんでいます。こんな細かい描写に江戸っ子たちの生活感がにじみ出ています。歌川国芳の兄弟子である、歌川国安の作品。太田記念美術館で開催中の「江戸の天気」展にて7/25まで展示中。 pic.twitter.com/e3GHvY6V4g
— 太田記念美術館 Ota Memorial Museum of Art (@ukiyoeota) 2021年7月2日
生活感万歳。
【場所と会期】
2021/6/26〜2021/8/29
太田記念美術館 東京都渋谷区神宮前1-10-10
【公式サイト】
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