【概要と見所】
概要
公式サイトより
19世紀末から20世紀半ばにかけて、ジュエリー作家/ガラス工芸家という肩書を超えて、生涯を通して芸術家としての独自の道を切り拓いたルネ・ラリック(1860-1945)には、尽きることのないインスピレーションがありました。
例えば浮世絵にインスピレーションを得て、パリ郊外の自邸付近で撮影した雪景色を表現したペンダントや、 1909年に他界した妻アリスの面影をシダのなかに刻印した香水瓶。同時代の世界と日常身辺の心躍る事象や個人的な記憶に、鋭い観察眼と想像力によって新しいかたちを与え、「装飾品」として人々の身近なものにしたのです。
希少なジュエリーからより多くの人々のためのガラス作品への転換は、急速に変化する社会のなかで芸術と生活がどのような関係を結ぶことができるのかを示そうとするものでした。生きることとつくること―ルネ・ラリックが、自然を起点としてどのように世界を観照し、装飾という芸術を希求したのかを明らかにします。
装飾という芸術…「自然」を注意深く観察して作り上げてきたというルネ・ラリックの作品を堪能できる展覧会です。綺麗…。
見所
初期の希少な作品
ルネ・ラリックがキャリアの初期に手掛けた1点ものの希少なジュエリーも展示されるそうです。ここでしか見られないかも…!
展示会場も魅力
会場の東京都庭園美術館は、その外観や内装も綺麗な美術館として知られています。そんな館内にルネ・ラリックの作品がどのように展示されるか、このあたりも見所ですね。
【公式SNS】
【展覧会予告|ルネ・ラリック リミックス展】
— 東京都庭園美術館 (@teienartmuseum) 2021年6月18日
フランスの緑豊かな地域で育ったラリックにとって「自然」は身近な存在でした。それはやがてペンダントや香水瓶などに表現されていきます。本展は、自然に育まれたラリックの感受性が、装飾という芸術でどのように開花していったのかを明らかにします。 pic.twitter.com/QVvcayDejF
細部までじっくり観察してみたいですね。
【明日開幕|ルネ・ラリック リミックス展|6/26~】
— 東京都庭園美術館 (@teienartmuseum) 2021年6月25日
当館本館は1933年に朝香宮夫妻の邸宅として建てられました。正面玄関のガラスレリーフの扉や大客室のシャンデリア等はラリックの手によるものです。ラリックと縁が深い旧朝香宮邸で作品をご覧いただける貴重な機会です。どうぞお楽しみに! pic.twitter.com/SVewQ0hAfW
美術館とも縁があるんですね。ますます気になります。
【場所と会期】
2021/6/26〜2021/9/5
東京都庭園美術館 東京都港区白金台5-21-9
【公式サイト】
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