【概要と見所】
概要
公式サイトより
未曽有(みぞう)の被害をもたらした2011年の東日本大震災では、復興の原動力としての「地域文化」に大きな注目がよせられました。地域文化とは、その土地の自然に適合しながら形成された生活環境、その土地に人が住むことで蓄積されてきた歴史、そして、これらの生活環境や歴史の営みのなかで生み出されたくらしの総体であり、「地域で受け継がれてきた生活の記憶」ともいえるものです。また、地域文化は有形無形のさまざま形で受け継がれています。そしてこれらの地域文化は、地域に住む人びとの感情、あるいは人生の節目や季節の移り変わり目と結びつき、地域住民の豊かな人間性や創造性を育んでいきます。このことから、地域文化は災害からの復興を支える力をもった存在になりうるのです。
本展示では災害からの復興を支える地域文化をめぐる活動について、東日本大震災から10年が経つ今、あらためて振り返ります。また、豊かな社会の礎となる地域文化の大切さとその継承について考えていきます。
地域文化が持つ力とは何か、そこで暮らしていても普段あまり考えることはないかもしれません。文化の役割について考えるきっかけにもなりそうです。
見所
災害と地域文化
皮肉なものではありますが震災をきっかけに見直された地域文化もあったそうです。また、復興を後押しする地域文化の可能性など、災害と文化を絡めたテーマに沿って展覧会が構成されています。
文化を継承すること
文化をあとの時代に繋いでいくことについても考えることができそうです。何もしなければいつでも消えてしまう可能性がある地域文化、今一度その価値を考えてみたいです。
【公式SNS】
【本日開幕!特別展「復興を支える地域の文化――3.11から10年」】
— 国立民族学博物館 (@MINPAKUofficial) 2021年3月4日
第1章では、復興の原動力になったという三陸沿岸地域の郷土芸能を、衣装やパネル、映像で紹介しております!躍動感にあふれ、迫力満点の空間に是非足をお運びください。
詳細はこちら↓https://t.co/Pt2SnGviZp pic.twitter.com/c29LkcrYT1
躍動感という言葉が出てきているのは意外でした。見所たっぷり。
【場所と会期】
2021/3/4〜2021/5/18
国立民族学博物館 大阪府吹田市千里万博公園10-1
【公式サイト】
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